HandySCAN3D|MAX
HandySCAN3Dシリーズは従来部品サイズを対象としたポータブル型3Dスキャナーでしたが、広範囲を高精度にスキャン可能なHansySCAN3D|MAXシリーズ登場!
HandySCAN3D|MAXの概要
HandySCAN3D|MAXの特徴
大きな部品サイズと速度
38 本のラインレーザと広いスキャン範囲により、最大 15 m までの大きな部品サイズを迅速かつ簡単に測定でき、メトロロジー・グレードの結果をわずか数分で得られます。
Flex Volume 機能は測定距離を0.3m~2.5mにフレキシブルに変更することのできる機能です。FlexVolumeによって、例えば、小さな部品を近距離で高精度にスキャンしたり、大きな対象物を離れた距離から高速でスキャンしたりといった柔軟性も実現しました。
- 簡単なセットアップとスキャンプロセス
- 測定範囲が広く、拡張も可能
- インスタントメッシュとすぐに使えるファイル
精度と高解像度
ダイナミックリファレシング機能と容積精度の最適化機能により、ユーザーの経験やレベルに関係なく、過酷な環境における大規模測定でも高精度を実現できるよう設計されています。
また、 Flex Volume 機能を利用することで、近距離でのより高精細な測定も可能です。
MAX シリーズではリアルタイムキャリブレーションが測定ワークフローに統合されており、自動的かつシームレスにキャリブレーションが実行されます。
- 環境の影響を受けない測定精度
- ISO 17025 認定、VDI/VDE 2634, Part3 規格準拠
- フォトグラメトリを内蔵
- 高解像度の測定
シンプルさと多用途性
HandySCAN 3D|MAX シリーズは、光沢、マット、高反射など、あらゆる種類の表面に対応し、計測のための表面処理は必要ありません。AIと組み合わせた高度な画像処理・スマートサーフェス アルゴリズムにより表面測定は最適化され、優れたトラッキング・測定性能と、高コントラストな表面での優れたスキャンを実現します。
- ブルーレーザーにより様々な表面仕上げに対応
- リアルタイムメッシュ化
- プラグ・アンド・プレイ
製品仕様
HandySCAN MAX™ | HandySCAN MAX™|Elite | |
---|---|---|
精度※1 | 0.150 mm(0.0059 in) | 0.075 mm(0.0030 in) |
容積精度※2 (対象物のサイズに基づく) |
0.200 mm + 0.030 mm/m | 0.100 mm + 0.015 mm/m |
MaxSHOT Next™lElite の容積精度※3 |
0.200 mm + 0.015 mm/m | 0.100 mm + 0.015 mm/m |
(0.5m離れた距離での)測定性能 | ||
ピン | 2.50 mm | |
穴 | 3.50 mm | |
段差 | 0.04 mm | |
壁 | 2.00 mm | |
測定解像度 | 0.04 mm | |
メッシュ解像度 | 0.4 mm | |
測定速度 | 2,250,000 meas/s | |
光源 | 38本のブルーレーザー線 | |
レーザークラス | 2M(目に安全なレベル) | |
スキャンエリア能力 (作動距離1000mm時) |
1 × 1 m | |
スキャン範囲 | 0.45 to 1.60 m | 0.30 to 2.50 m |
被写界深度 | 1.15 m | 2.20 m |
測定対象物サイズ範囲 (推奨) |
1~10 m | 1~15 m |
ソフトウェア | VXelements | |
出力形式 | .dae、.fbx、.ma、.obj、.ply、.stl、.txt、.wrl、.x3d、.x3dz、.zpr、.3mf | |
互換あるソフトウェア※4 | 3D Systems (Geomagic® Solutions), InnovMetric Software (PolyWorks), Metrologic Group (Metrolog X4),New River Kinematics (Spatial Analyzer), Verisurf, Dassault Systèmes (CATIA V5, SOLIDWORKS), PTC (Creo),Siemens (NX, Solid Edge), Autodesk (Inventor, PowerINSPECT) | |
重量 | 1.22 kg | |
寸法(LxWxH) | 133 x 79 x 435 mm | |
接続規格 | 1 x USB 3.0 | |
動作温度範囲 | 5~40 ℃ | |
動作湿度範囲(結露なし) | 10~90 % | |
認定 | EC規格に適合(EMC指令、低電圧指令)、充電可能なバッテリー(該当する場合)、IP50、WEEEと互換性あり | |
特許 | CA 2,600,926, US 7,912,673, CA 2,656,163, EP (FR, UK, DE) 1,877,726, AU 2006222458, US 8,032,327, JP 4,871,352, US 8,140,295, EP (FR, UK, DE) 2,278,271, EP (FR, UK, DE) 2,230,482, IN 266,573, US 7,487,063, CA 2,529,044, EP (FR, UK, DE) 3,102,908, US 10,271,039, JP 6,596,433, CA 2,938,104, KR 10-2424135 |
※2:HandySCAN MAXおよびHandySCAN MAX|ELITE(ISO 17025認定済み):VDI/VDE 2634パート3規格に基づいています。球体間隔エラーは、動作容積内の異なる位置および方向で、長さが追跡可能なアーティファクトを測定して評価されます。0.6~1.2 m離れた距離で、容積精度を最適化した、統合された写真測量(フォトグラメトリー)を用いて得られた結果です。システムの容積精度が、選択したシステムとモデルのデフォルト容積精度を超えることはありません。
※3:MaxSHOT 3Dを使用した場合の容積精度は、組合わせる機器の最大精度を越えることは有りません。
※4:メッシュおよび点群のインポートにより、すべての主要な計測、CAD、およびコンピュータグラフィックソフトウェアとの互換性もあります。