FTRとの縁は元の仕事つながり

 長く携わってきたのは官公庁関連や海外での仕事だったのですが、多くの民間企業の方々と連携しながら業務を行ううちに、ある種の自由度の高さのようなものを感じる事が多く、「あっち側も面白そうだな・・・」と思っていました。

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転職活動自体はメーカー系や商社系の民間企業を中心に模索していたのですが、3次元計測の会社からオファーがあったことでこの世界に飛び込みました。その仕事の絡みでFTRを知り、共に仕事をしていた一時期があり、そんなご縁でFTRにご縁あって入社となりました。


他人とは違う“独自性”を目指したい とにかく勝ちたいんや!

 まだ今の時代になっても比較的珍しいとは思いますが、私は中国の大学で学び、その後、北米や英国での仕事を経験しております。

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そもそもは東北生まれで色々と固い公務員の家庭に育ち、学校は無遅刻無欠席で放課後は習い事だらけといういささか窮屈な時をを過ごしていた田舎少年が、たまたま高校時代に書いた作文がきっかけで、米国の大学での研修に帯同するという特別な機会を得たことで、同世代や少し上の世代とのディスカッションに参加する機会を通じ、その中で横並びにされたときに負けない自信が欲しいとなった訳です。

それはつまり他が持たない自分の“生きる術”のようなものを備える必要性を意識させられたのかも知れません。

なので、いわゆる“親の海外駐在のため海外で育ちました“というような環境にいた訳ではなく、自ら普通を逸脱して生きる術を増やすことに好んで努力することで、個の力を高め、必要とされる人間になろうとしたのかも知れません。

『自分が“有用な少数派”であり続ける事を自らに課した・・・』とか書いてもらえると格好良さそうですね。


使命感こそが自分の本領発揮の源

 現在私は技術営業を主として“神戸テクニカルセンター(以下KTC)”のセンター長をしております。

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KTCは2015年に開設されたまだ新しい拠点なのですが、東日本エリアと比べて西日本エリアでのFTRの認知度はまだまだでして、まずはその西日本エリアの製造業各社様にもFTRを広く認識されることが私の使命だと考えています。


スタンドプレーは不要だが印象に残ることは重要

 そのために、お客様とお会いする機会では“忘れられてしまわないインパクト”を残すことを常に心掛けています。

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日々多くの取引先と会う筈であるお客様の記憶の中から「そういえば、FTRのあの人が何か言っていたな・・・ちょっと聞いてみよう」とか、「あの人に聞いたら何かヒントがあるかな?」と思ってもらう事が重要であり、そのためにもまずは相手の印象に残る事が第一歩であると思っています。なので、直接的に業務に関する情報だけではなく、少しでも自分の魅力も含めて表現するよう計算しています。


立場上の秘かな気遣い

 さて、KTCは現在まだ小さな所帯ですが、オフィスの“風通しが良い”と感じてもらう努力はしています。

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 私はセンター長という立場ですが、オフィスにいるときにはあえて人間味を感じてもらうように、もしくは垣根のようなものが自然と下がるよう隙を残しておいたりします。具体的には、「今日何曜日?金曜ちゃうの?普段は云わへんけど、今日はしんどいな。」と口に出してみたり。


適切に役に立ち続ける存在に

 常に新しいテクノロジーを追求することがFTRの競争力の源泉ですが、例えば大手企業の下請けなどで一定の製造を行うというような事業形態ではありません。このような事業形態の組織が30年後にも競争的に優位な立場にあり続けるためには相応の努力が求められる筈です。

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若い社員も多い組織でもありますので、私も最近は十年単位での人材育成への関心が強まっていますし、このFTRという組織が今後も長期的に持続していくために次世代の経営陣となり得る役職者層はそれらを意識しながら過ごすべきであろうとも考えています。だからこそ1人1人が適切に機能し役に立ち続けていることが大切ですし、私もそう自分自身に対して問いかけながら、周囲からも客観的にそう認識され続けられるようにありたいと思っています。