FTRに入社される前には何をされていましかた?

 電子部品のコイルの設計や製造、販売などもしていました。職種でいえば今と同じエンジニア職にはなると思いますが、分野は全然違います。しかし、前職の知識が活かされる場面は多々あるなと感じています。


FTRに転職された理由は?

 私の場合はコイルの会社に入社したのですが、入社してすぐに某大手の国内総合電機メーカーさんに出向して携帯電話機の設計を長らく続けていました。

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実はその電機メーカーが携帯電話機の開発から撤退されるタイミングでようやく籍のある会社に戻ることになりました。本来は出向から本社に戻ってくる事自体は良い事なのだと思うのですが当時の電子業界の流れとしては景気が大きく下向きに傾いていたため、会社の雰囲気も含めて先の不安感は強くなってしまっていました。そこから数年ほどで自分よりも若い人達がみんな辞めていってしまい、いつのまにかその会社の中の最年少が僕になっていて・・・。

そこで、仕事をしながら転職活動をしていたのですが、遅い時間の面接でも臨機応変に対応してくれたのがFTRでした。面接時の社長を含めた役員の方々の対応に信頼が置けましたし、自分に興味を持ってくださって色々と深く質問された事を覚えています。その姿勢を拝見して、ここなら大丈夫だと思い入社を決めました。


今は何を担当されていますか?

 現在は計測コンサルティング室で計測業務をしています。光ファイバーを活用した計測装置で温度やひずみを測っているのですが、最先端の技術なのでより適切な方法で測れるようにノウハウを活かしつつ、既存の計測では難しいようなものも計測します。

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温度一つとっても、物の温度を測っているのか、空間の温度を測っているのか、計測の仕方で値は変わってきます。本当に測定したい現象をとらえられているのか、そのあたりを最良の提案を行いながらコンサルティングすることが醍醐味です。


役員との距離感が近い?

 役員との距離がすごく近いのがFTRの魅力の1つだと思います。業務上でも話をする場面はすごく多いですし、入社してすぐにでも話せる環境にはあるので、そういった風通しの良さというのは貴重だと思いますし、結構稀な環境なのだろうなと思います。

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あと、かなり現場の状況を気にかけてくれている事を感じます。私が実際に以前担当したケースでは、実はお客様にとってもFTRにとっても初めてのなかなか難航が予想される案件があったのですが、当然ながらリスクもあるなかでチャレンジしていく訳です。その際も、常務が一緒にお客様のところに打ち合わせに同行してくれたり、プロジェクトが始まっても随時に相談に乗ってもらったりもしていて、常に一緒に取り組んでくれている感じがしていました。結果的に苦労して何カ月もかけて成立させた案件だったのですが、終盤で実は大トラブルなんかも発生したのですが、その際には徹夜で一緒にデータ処理してくれたりもしました。


先端技術を扱うFTRならでは?

 あと特に面白いことは、世に出る前の新しいものを見られるという事です。私はやはり新しい技術は大好きなので、その事自体がモチベーションにつながっています。

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例えば最近では最先端のビニールハウスでの植物栽培に関する設備であったり、他にも今話題の新エネルギー関連の設備に触れることがあったり、とにかく普通では触れることのないものに触れられるので、とても刺激になりますね。社外秘なのでこれ以上詳しくは言えませんが、現場では日々新しいものが見られます。多くの一般の人達がしばらくしてニュースなどで目にするようなものです(笑)。


1つのプロジェクトは大体どのくらいの期間ですか?

 長い案件は半年かけての計測もあれば、計測は1日でまとめて報告書納品までが数日程度で終わるような案件もあればとまちまちですが、平均すると計測作業を開始してから結論が出るまでに1週間前後を要する案件が多いかとは思います。ただ、引合から受託して、計測方法について定義しきるまでの事前検討期間が相応にかかったりもするので、プロジェクトが完結するまでは相応な時間を要します。


他の人にもFTRはお勧めですか?

 FTRの場合は新卒か中途かということも全く何の影響も無いですし、志向が合えばと言うか、それまでの経験以外の新技術にも取り組みたいという強い興味や気持ちがあるようでしたら是非お勧めします。