全く異なる業界でのチャレンジ

 前職は今とは全く異なる“洋菓子業界”で15年間勤めており、業務としては店舗での接客や運営等をはじめとして、店長やマネージャー、企画など一通り経験をしてきました。

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元々家業が洋菓子屋さんであったことから学生時代はそのような道を選択することが当然と思っていました。実際に長年就業してきて、仕事についての難易度やスキルアップなどの面でいつしか物足りなさを感じてきていた自分に気づいたので転職を決心しました。

 その際、同業界ではおそらくその物足りなさから脱する事が難しいであろうことを感じていたのと、当時40歳目前という年齢でしたので“今だからこそできるチャレンジ”をしたいと思っていました。

一連の転職活動においては内定を数社いただいたのですが、業界的にも最もチャレンジ要素が強いと感じたFTRに入社を決めました。


知識ではなく、心掛けを大切に

 全くの異分野へ身を投じたため、最初はお客様の言っていることが全く分かりませんでした。今でこそ笑い話ですが、面接受けた時点では“CAE”が何なのか分からないことや、知らない単語ばかりに囲まれていた当時はそれなりに苦い思いをしました。

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知識的に不足している事を感じる場面はあるのですが、それに直面する度にしっかりと学習して自分の知識の幅を拡げるよう入社以来努力を続けてきました。そ、その甲斐もあって、製品を導入していただいたお客様への技術的なサポートや運用面でのフォローなど、今は相応に技術営業としてしっかりサービス提供できるようになっていると感じています。また業務の途中経過であってもその状況についてお客様に共有させていただくご連絡をするなど、FTRの顔としてお客様に信頼をいただけるよう心がけており、それは知識が不足していても可能だと思います。私が常に大切にしている“心掛け”です。


技術的な根拠をさらにもっと理解したい

 さすがに5年も経験すれば、一定の知識も技術も習得できているはずです。しかし、際限が無いことでもありますが、技術的な根拠を追求し続けたいと思っています。

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以前、製品を導入してくださったお客様よりカスタマイズの依頼をいただいた事があります。その際、お客様の要望をその場でお聞きしたのですが、技術的に可能かどうかの返答が即座に出来なかったのです。もちろん技術的な点については通常は一旦会社に持ち帰って正式にご回答する事が多いのですが、可能な限り技術的な根拠を交えてなるべくスピーディにご説明したいと考えていたので少々悔しい想いをした事があります。専門用語や技術的な知識が1つでも多く増えていけば、より迅速で的確なご案内をすることができます。


垣根が低く、意見がしやすい

 FTRには知識豊富な人が本当にとても多く、しかも上の人から下の人まで垣根が低くコミュニケーションが取りやすいので、色々と分からないことをすぐに聞けるうえに同時に知識を増やしていきやすい環境にあると感じます。

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自分が考える業務の進め方やその考えの背景などを適切に説明することで、その意見は採用されますし、逆に知識や経験的に浅く判断が未熟であった部分は、しっかりと教えてもらえます。そのような環境があるため、役員の方にプライベートな話をすることも多々ありますし、自分なりの考え方を伝えやすい企業であると感じています。


FTRと自分の可能性

  “ゴール”がないので伸びしろは無制限で、色々な可能性を秘めていることを日々感じていますし、技術的にも探究心や追求心に思い切り向き合えることがモチベーションにつながっています。

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また、働き方についても前職とは大きく異なって仕事のメリハリがはっきりしており、結果的にプライベート面においても良い影響を受けていることを実感します。入社して5年が経ちますが、ようやく知識がものになってきたと自分でも感じてもいますので、これからもっと仕事が楽しくなるだろうなと思っています。