※所属部署・役職は撮影当時のものです
FTRに入社を決めたポイントはどのような事でしたか?
就職活動をしていた当時、FTRの顧問をされていた藤田氏の言葉が弊社のHPに掲載されていて、そこに“当社のポリシーは「会社の成長と社員の成長は車の両輪」としています。ぜひ一緒に成長してみませんか? 合言葉は「難しいことを楽しくやろう」です”というメッセージに非常に共感しました。そして、選考の中で役員や人事の方々が、「就活生」としてというよりも「私」と向き合ってくれている事を強く感じたため、FTRへ入社を決めました。
FTRに興味を持った背景があったと聞きましたが?
よくよく思い出してみると子供の頃、初めて通った道でもだいたい1度通れば覚えていたり、方向感覚が良い方でした。また、プラモデルが好きだったり、工業高校時代に習った「はんだ付け」が得意だったり、そして何よりも、「図面」が好きでした。「図面」を眺めながら頭の中で「形」を想像したりするのが好きでしたので、FTRの仕事が面白そうに感じたのかも知れません(笑)。
入社してみてFTRのイメージはどのような感じですか?
私が特に感じるのは、「とにかく先輩が優しい」という事です。私は同期の中で異動が多くて、入社1年目は計測チームで3D計測やリバースエンジニアリングの業務を担当して、2年目以降は解析チームに所属し、現在は耐震解析の仕事でお客様のところに出向しています。 部署や拠点が変わったり、途中でコロナ禍の影響を受けての短期間の異動もあったのですが、どの先輩や上司も部下達の業務の状況を本当によく気にかけて確認してくれるので、“一人でなんとなく漠然とした不安に陥る”というような状態にはまずなりません。そのため、“先輩や上司への感謝の気持ちを忘れず仕事に取り組む”という思いがあります。
難しさを感じるような場面はありますか?
私は大学で生物系の専攻でした。物理や力学系は苦手で避けてきたので、今は必死に勉強中です。現在は出向中で環境的には社内と全く同じではないのですが、不思議なことに皆さん「業務を一緒にする仲間」みたいな感じです。もちろん失礼の無いようにという事は気を付けていますが、あまり「お客様」という距離感を感じさせられることもなく、日々業務に励んでおります。プライベートでも一緒に草野球をしたり、飲みに行ったりすることもあります。
仕事のなかで特に大切にしている事はありますか?
「自分の中にある小さな気持ちに気付いて向き合う」と「踏み出して行動してみる」という2つの事を学生時代に気付いて大切にしています。
その「自分の中の小さな気持ちに向き合う」とは?
大学でスペイン語を履修し、学んでいく中で留学を考えました。しかし、留学費や卒業が遅れる不安を抱えていました。そんな時に、先輩に言われた一言が今でも残ってます。「留学っていうのは人生で大学時代にしかいけない」、「10%でも20%でも、ちょっとでも行きたいっていう気持ちがあるんだったら行った方がいいよ」と。実際は15%程度だったような気がしていました(笑)。その1歩を踏み出す勇気が持てない中、先輩の一言で「長い目で見た時に後悔することを考えたら行くべきだ」と思えるようになりました。もちろん留学に行ったのは本当に良い経験にはなりました。その「自分の中の小さな気持ち」を見つけ出して大切にし、そして行動したことが貴重な体験になったなと思っています。現在はその感覚が多少なりとも、仕事に活かされているのかなと思います。
未来の後輩たちに何か伝えたいことは?
たまに学生時代の友人などと食事に行ったりすると、仕事の話になり、人間関係や環境がとても大切なことだとつくづく感じます。私の同期をはじめFTRには個性的な人もいますが、何よりも後輩想いの温かい先輩が多い組織だと思います。私も上司や先輩達に親切にしていただいたように後輩たちに接していきたいと思います。ただ、最近の新入社員は優秀でむしろ私が教えてもらう事も多かったりするので、負けないように頑張っていきたいと思います(笑)!