※所属部署・役職は撮影当時のものです


FTRに入社しようと決めた動機やポイントはどのような事でしたか?

 私は大学で化学反応のシミュレーションを研究していまして、仕事でも解析に関する業務に携わりたいと考え、CAE解析や流体解析を扱っているFTRに入社しようと決めました。他にも計測関連の業務を行っている点や自社でソフトウェア開発を行っている点も魅力的に感じました。


実際に入社してみてどんな印象ですか?

 優良顧客が多く、発電プラントの耐震解析や自動車設計の解析など規模感の大きな仕事が多いなと感じました。1つ1つの案件や業務自体は基本的に少人数の単位で行うため、先輩や上司との距離が近く、色々なことを教わりながら直ぐに業務を担当させてもらえるようになります。私もCAEは未経験でしたが先輩からの丁寧な指導もあって1年目から難易度の高い業務も担当することができました。

FTR入社後はどのようなことを担当されてきましたか?

 最初に配属されたのは発電用タービン翼の解析業務です。主に遠心力をかけた際の翼の耐力や固有値解析を担当しました。この業務はモデルの作成が大変で、最初はソフトの使用法も良くわからないものですから凄く苦労した記憶があります。有限要素法のメッシュモデル作成はCAE業務に携わる以上必須な能力なのですが、その時の経験や先輩に教えて頂いたことはその後の業務でも非常に大きな財産になっています。


現在の担当業務内容は?

 現在は自動車の解析業務の担当となり、メーカー先に出向して衝突解析や部品単体の耐力解析などを行っています。自動車開発はスピード感があり毎日色々な案件が飛び込んでくるので大変ですが、自動車に関する様々な知識が得られ、業務スキルを大きく向上できたと感じています。あとは実際に自動車の衝突試験に立ち会わせてもらえるなど貴重な経験も積めました。解析結果と実物を見比べることができるので、現象を理解しやすく解析の結果を読み解く力が身に付いたと思います。

同僚や先輩との関係はどのような感じですか?

 私は決してコミュニケーションが得意な方では無いと思うのですが、業務に関する質問や相談は気兼ねなくできる環境だと感じています。比較的若手も多い会社ですが、皆さん業務経験は豊富なので非常に頼りになり、不安なく仕事に取り組めています。特に印象に残っているのは最初にお世話になった先輩で、私に解析業務に関するイロハを教えて下さった方なのですが、有限要素法やプログラミングに関しても継続して勉強され知識も豊富で、社会人になっても学ぶ姿勢が大事だと気付かせて下さいました。


仕事の中で特に楽しんでいることや、やりがいに感じていることはどのような点ですか?

 実際の現象で何が起きているのか、要因が分析できた時です。衝突時の荷重低減や耐力向上の対策など上手く行くと非常にうれしいですね試行錯誤の連続で解析条件を少しずつ変えながら答えを導き出していくので苦労が報われる瞬間だと思います。あとはやはりお客様の『ありがとうございます。助かりました。』の一言と笑顔が一番のやりがいですね。


応募しようかどうかを検討されている人たちへ一言メッセージをお願いします。

 幅広い業務や最新の知識に触れられるのはFTRならではだと思います。解析、計測、ソフトウェア開発、営業、企画など、ご自身のやりたいことは必ず見つかると思います。開発や製造の現場は常に新しいアイデアを求めているので、ものづくりに貢献しながら自身のスキルも高められる環境だと思います。数学や物理が好きな方、あとは自動車をはじめ機械系が好きな方にも是非お勧めしたいです。周囲のサポートもしっかりあるので大丈夫だと思います。一緒に仕事しましょう!